沖縄中部の話を聞く

そして金曜日だ.今日も外来の日だ。朝早くから,出かけ,今日はハンナの外来を見る。暫く見たところで,昨日と同じように患者を取って良いかと聞いてみた.ハンナの返事も嬉いことにyesであった.早速、外来の患者を物色し始める。あまり、女性のスキンチェックを取ることは歓迎されないみたいであったので,なるべく男性と、女性の顔もしくは腕とかの湿疹を取らせてもらうことにする。今日もなぜかキャンセルが多かったので,あまり患者がいなかったのだが、全部で4人ぐらい取っていたら終了した.終わったあと、外来で入院患者のフォローをしていて、外来のチャートを写して終わる。PCOSの患者や、2人の帯状疱疹の患者をとったことが一番印象に残っている。一番良かったのは、学校の先生が外来にやってきていたことであった。自分が塾の先生であったこと,教育実習の話、日本の受験戦争と大学の話などをすることが出来た.分かれるときに、今日は話をすることが出来てとてもうれしかったといってくれた.それが一番うれしかったことである.

今日は、先月もあった日本の先生たちの会合のある日であった.先生は中部沖縄病院の研修担当の先生である、徳田先生の講演会であった.一番面白かったのは,中部沖縄病院の学生の選び方であった.どうも、人材選択のコンサルタントを雇っているみたいであって,そのおかげで、病棟での喧嘩が減ったといっていた.人材選択に対して、どのように選択しているかについて、いろいろな人から質問が出て,それに対して,答えてくれていた.キーワードは今まで,どのようなことをしてきたかであるらしい。それにたいして,こまかい点数をつけて決めるのだといっていた.

そのあと、先生たちとご飯を食べに行く。日本の医療、長生きの仕方,小児医療。アメリカの理学所見の話などをして,非常に楽しく会話をして終わる.

今日の話では,今アメリカで一番人気は皮膚科であるらしかった.そして、アメリカ人の心音の理学所見は80%間違えてあるということでもあった.

そのような話をしながら、ご飯を食べて,10時ごろになったので,かえって寝る。
今日も充実した一日だったと思う。