最終日

今日は、Dr Wの外来に行ってきた.あさ、7時に起きて,まず、感染症のカンファレンスを聞きに行く。MGHとブリガムで衛星放送でおこなっているものであった。しかし、特に内容は学生に面白いものではなかった.chemotaxisの話であるとか,HIVとhepatitisの合併症例の話をしていた.できれば,抗生物質の使い方などを聞きたかったのだが,,よく考えてみればそんなものを毎週カンファで話すわけがない。
そのあと,Dr Wの外来に行って,午前中を過ごした。そのあと、精神化病棟の患者を見に行って、一緒に昼ご飯を食べて買える。自分の患者が入院していたら、たずねていって話をしているDr.Wはやはり本当にいい人だと思う。I think you are a good doctorというと、非常にうれしそうにThank you thank youといっていた.君も、将来ここにおいでと、言われた.殆どが、アメリカの学生だけど、たまに国際的な学生もレジデントに受かっているよ。とアドバイスをいただいた.

そのあといったん戻って,郵便局に行って,今までいっぱい買った本を船便で送る。10冊ぐらいを送って1700円くらいであった.6週間かかるらしいが正直安いと思った。
そして、生協にまた出かけて,最後に、医学書をいろいろ読んで、欲しい本か欲しくない本かのカテゴリー分けをしていった.日本で一応MESSAの基皆でやっている、英語でのOSCEの勉強会に使えそうな教科書を見つけたので買って帰る。行きがかりの道で,たまたまジェンと会ったので,最後のさよならを言っておいて、ハンナへの渡し忘れていたお土産を渡した.

そして、今日はjuneとシャンとで上海料理を食べに行った.ちょうど一週間前も、プレゼンが終わったので,中華を食べた日だ.しかし、今回は上海の皮膚科助教授であるシャンがいるため相当おいしいものをキチンとオーダーしてくれた.おいしいものでお腹いっぱいになり、1ヶ月間ありがとうといって帰る。帰りに、juneとuniversity streetを歩きながら、話をしていたら,彼女もやる気を出したといっていた.実は,彼女は3週間滞在して,1週間ニューヨークに遊びに行くつもりであったらしい.しかし、僕と話をしていたらやる気がでてきたので,4週間しかも、朝から夜までがっつり勉強をすることを決心したといってた.こういうことを言われると、基塾の先生としてはとてもうれしい。一応、遊ぶことも悪くないので,もう一度考えて,決めると良いよ.でも、やれることをやって帰るということに勝る感動はないはずだ。と言って促しておいた.

帰ってから,荷物をパッケージして部屋に掃除機をかけて,全くがらんどうになった部屋を見ながら,これで本当に帰るのだなあと思った。6週間は本当にすばやく過ぎました.いろいろ心残りはありますが,しかし,何もないよりは絶対良い経験をした.悔しいけど、もう一度初心に戻るのだなと思った.人は,少しずつしか成長できないのだし。

僕が、今回アメリカであった人は,,どの人もいい人であった.リラックスをしていることもあるのかもしれないが、コミュニケーション能力が高く、そして、やさしかった。たまに、変なことも会ったりしたけど、でも、全部、まとめて,やはり偉大な経験であったと思う。もし、自分も同じようなことがしたいと少しでも思う人がいれば是非して欲しいと思う。

そんなわけで,最後のさよならを皆に言って,明日は朝5時に起きるので皆にはあえないと思うと話をして、結局そのあともう一度荷物の整理をして2時ごろ寝る。