ボストン巻き

今日はcorporate financeの2度目の中間試験の日であるため、家で勉強することにした.
といっても、途中からあきてきたので,スターバックスに移り、生協に行き、おすし屋さんにいき、通りがかりの学校の文化祭を見学し、買い物をしたりした.

いろいろなことを用意して、暗記して,いざ、問題へと向かってみると,,,,あれ?簡単ジャンこれと拍子抜けするものであった.1時間ぐらいのところを20分で終えて,チョコチョコと見直しして提出してしまった.
こういうことを勉強していると、医療は本当に実学だとおもう。他の学問よりも、ただ暗記することが多く、また、暗記したあとに、その背景にある知識がとてつもなく膨大にあることにビックリする.医療の現場に出て、生理学、病理学の大事さを本当に実感させられたものだ.逆にいうと、病理を突き詰めていった結果、生理学という学問が出来て,ヒトの正常は何であるかということが蓄積してきた.このような知識を一生懸命集めてくださっている研究者には頭が本当に下がる。逆に、経営学や経済学は,むしろバックグラウンドとなる知識からモデルを作るという作業で出来上がってきた.そして、多くの場合,そのモデルの妥当性が分かっていなかったり,限界があることがおおい。たとえば、GDPを上げるということに対してどれだけ意味あるかに対して,きちんとした答えを持っている人はいるのだろうか?たしかに、エビデンスとして,GDPの上昇と雇用率の上昇には強い相関があることが知られている.しかし、そうだからといって,GDPを下げて、雇用率を下げたとしても、リソースの最大利用を上げることがあることは、小学生でも知っている。船頭多くして船、山に登るだ。つまり、理想論と現実との間にギャップを感じることが多いのだ.逆に、本当に間抜けな理想主義の僕としては、ここら辺の勉強は面白いし、理想の限界はここまでなのだとしらしめられて非常に役立つ.

今日のスターバックスでは,僕の近くに、また医学部志望の娘がすわった。見ると化学の勉強をしているので,結構親近感を持ってしまった.来月から日本に行くらしく、突然、日本語で、”ニホンジンデスカ?”と話し掛けられたので、”yes”と答えてみた.こちらとしては,おせっかいにも、化学を久しぶりに教えたかったのだが,あちらは、こちらの持つ皮膚科の教科書に興味津々であったので,出来もしないくせに、がんばって教えてみた.写真を見せながら,これは,この病気だと思う。こういう風なことを質問して,こう来たらこう診断するんだなどと適当に話してみる。当然だが、皮膚科医学英語は少し僕のほうができるみたいでrosacia(酒さ)とかの話をしてもきょんとしていた.最後に、”アナタノエイゴトテモジョウズデスネ”とこれまた意味分からなく、日本語でオゼジをいただいた。こちらも、"Thank you"と返しておいた。本当は,日本語練習したかったのだろうなあ?今思うと、わるいことをした。ベスで研究もしているということで,また会うこともあるかもしれない.

クーリッジコウナー近くで今日はすしをかって食べた.カリフォルニア巻きを少し変えてここの生産物であるサケをいれたものであるボストン巻きをオーダーした.そこにいたお客さんにも、日本人は毎日すしを食べてるのですよね。などと変なことを言われた.

今日は今までサボっていた分のcorporate financeの勉強をしておえる。家に住むラウルから,クラブに行かないかと誘われたが,しょうがないので断った.久しぶりに行きたかったのだが.
そんなわけで、今日も終了。
忙しかったが面白い日でも会ったと思う。天気はとてもよかった。