復活祭

今日はイースターだ。復活祭という名前で、キリストが復活した日だとかそうでないとか。要は、国民の休日である。おかげで,何軒かの店が閉まっていた。
今日はtrader's joeへ遠出する.いわゆる箱売りの店と言われる店に少し似ていて,良質ものを非常に安価に提供することでここらへんでは有名みたいだ.そのかわりに、品物の陳列の仕方がすこしいいかげんで,品物の数が少ない。箱売りの店とはsearsに代表される店で、非常に大きな単位で品物を売る店だ。いわゆる卸問屋を一般の人に開放した形の店でコーラ-を20本の単位とかで売り出しその代わりに非常に安く売る。アメリカ人の家は大体物置が大きいため,このような箱売りの店で購入してはガレージに適当に放置しておいて必要なときに使う。多くの場合は会員制にして購入者を制限することがある。実は,昔,searsでものを購入しようとしたら、"id please"といわれ,パスポートを見せたという恥ずかしい思い出がある.結局、購入できずとなりにあった関連企業のwallmartにて物を購入した。

3年ぐらい前だろうか,千葉の港に箱売りの店がオープンしたことがあった.僕としてはこれから、こういう店が日本でも増えてくるのかなあと思ったのだが,日本の住環境とコーラ20本とかを購入することがなぜか不健康に思えるのか結局、その会社ははやらず、日本から撤退してしまった.日本ではwallmartも苦戦を強いられている。要するに、日本人は安ければいいという発想を持たない人種なのであろう。同じケチャップが100本とか置いてある店は余り日本では見たことがない。10本づつ10種類おくのが日本のスーパーの普通だ.

そのあと、common parkといわれる、bostonで一番大きな公園に行って,それから、炊飯器を買うために電気屋さんに行った。しかし,3件ほど見たが、どれもイースターのせいで休みであった.

結局,あきらめてスターバックスに行って勉強することにする.やっぱりスターバックスは全国共通で勉強の場なのか、近くの学生がそこで勉強していた.話しかけてみると、これから医学部に入るために勉強中なのだといっていた。

アメリカの医学部は基本的には大学を卒業してから入る。やはり、日本と一緒で学力も高いことが前提とされるのだが,実はそれ以上に一番ネックとなるのは医学部の学費だ.年間1000万近くのお金がかかるため事実上お金持ちしか医師になれないというシステムになっている.また、入学試験では成績だけでなく、ボランティア活動であるとか、教授の推薦書などが大事になってくる.したがって,必然的に合格者は高齢になる.この間、ハーバードの助教授の先生から聞いたのだが、医学部の合格者の平均が30才を超えているらしい。昔は若い子だけをとろうとした時期もあったらしいのだが,その不合格者から訴訟を起こされ、結局負けてしまい、次の年から平均年齢がぐっと上がったという。

その学生があなたも学生なのかと聞いたので,yes、日本の医学部生ですと答えたら、biochemistryをそこで少し教えることになってしまった.こっちの学生は分子細胞生物学を勉強するのにも概念図マップを使っていたのにはビックリした.

数十分ほどで、コーヒーが空になったので,帰った.部屋に帰ると、なぜか疲れていたのかすぐ寝てしまった.そのあとおきて、シャワーと食事をしてまた寝た.どうも眠りが浅い.