斜陽

今日は,僕の日本で住居の追い出しコンパの日である。6年という時間を一緒に過ごした仲間が二度とあわなくなるかもしれないのは非常に感慨深いものであろう。
多くの6年生は、進路先もいいところに決まっており、さらに、結婚まで決まっている人が2人ほどいた.3階の住民は最後までエンターテイナーである。
酔っ払って,大騒ぎして1日が終わる。なんと贅沢な一日であろうかと思った.

この住居は、非常に古いところであると思う。ある意味、変なしきたりや上下関係を重要視し、狭い部屋に狭いシャワー室と汚いトイレである。しかし、そこにいる人たちは、そのような環境にもまして、いや、そのような環境だからこそ、多くの個性を持ち、そして、楽しい生活をおくれているのだと思う.

しかし、そのような生活に、今日は大きな変革が起きた.一番重要なシキタリを新規入居者を増やすために廃止しようということになった.昔ながらのものは、やはり時代の流れと民主主義と基本的人権の発達によってなくなろうとしている.斜陽だ.

いずれにせよ、今日は6時からずっと飲み会である。全員の胴上げをし、卒業生とよく歌って,飲んだ。いつも思うのだが,やはりここは愛すべき不思議な空間である.これが最後ともあって皆で大騒ぎした.

明日の準備がまだだったので、ちょいちょい部屋に戻っては、話に戻った.