懐かしい本

hisahiccup2005-04-01

今日はエープリルフールだ.しかし、何もそれらしきものはおきなかったのだが,,,


幾人の方からかメールを頂いたのですが,今日から,一つ上の学年の方はMDになる。そして早速働き始める人もいると聞いた.本当にすばらしいことだ。6年間お疲れ様でした.是非是非がんばって、この日本の医療をいいものにしていただきたいとおもっている。というよりも、よろしくおねがいします、というのが正しい気持ちだ。旭中央病院ではないけど(この間、夏季実習受け付けを開始しています.)「全ては患者のために」ということが実践できる時期なのではないかなあと思う。早く自分にもそういうときがきて欲しいのと,逆に、恐ろしいので永遠にきて欲しくないのとで複雑な気分である.一方、僕も6年生になった.最終学年だ.あともう少しで国試がある.今年は、比較的自由にできる時間も多いだろうので,いろいろ経験したいと思う.就職活動もしなければいけないし、胃のきりきりするようなこともいっぱいなのだが,いずれにせよ,前の人がもう終えたことである.自分にできないわけはないと言い聞かせることにしている.

それと、1週間前は30とかだったのに、カウンターが1000を気がついたら超えている.正直、そこまで多くの人にこのページを知らせているわけでないので、誰か僕の知らない人が見に来ているのだと思う。たまに、このページがyahoo mailのなかでリンクされていることなどが、分かることもある。正直、上で銃撃戦をしているなかで、下でうづくまっている人の気分だ.そこで、このページのポリシーをはっきりしておこうと思う.
このページは、まず、自分のしている経験を面白いと思う人がいれば良いなとおもって書いている。そして,その人たちの人生で役立ってくれれば良いと思っている.僕は,今回を含め,いろいろな人の助けを受けてきたし、できれば、それを社会に還元したいと思っている.(少なくとも家の家訓はそういうもので,そういう風なことを言われつづけて育ってきた.家の家族は実はきわめて日本人的なのだ。)だから、このページを興味を持つかもしれない人がいるときは、それを広めてくれてもかまわないし,むしろ、すごく歓迎している。しかし、このページは、そういう人たちには匿名の誰かが書いているという風にして欲しい.背伸びをして書いている部分もあるので,ウェブで見つけたけどこんなページもあるよという感じでお願いしたい。名前はできるだけでないほうがうれしいし、コメントも、匿名性が守られるようにお願いしたいとおもっている.お願いばかりで本当に申し訳ない.


さて、今日は,本当は”絵画とphysical diagnosis”という授業があったのだが,他のことをしようとおもって,それにはいかなかった。絵画を試て、この人はどんな病気であるかなどを考えていく学生による企画授業であるらしい。まあ、その内それについても報告することもできるかもしれない.

それで、図書館にいって、勉強をした.ここの図書館は、とある図書館とサイズてきにはそれほど変わらないかもしれない.ただし、6階建てで,上の3つには、いろいろなブースが入っている.4-5階は非常に古い本であるとか,古い医療機器(この写真はまた別の機会に)などの医学の歴史であるとを展示している。写真は、昔の足を切るための手術用具だ。そして,6階はかの有名なNew England Journal of Medicineがかかれているところである。(この写真もまた別の機会に)New Englandという名前は、そのなのとおり,清教徒がこの国にたどり着いたときにここを新しいイギリスとしようとして名前を付けた.この間,話を聞くことができたのだが、そこの地域に根付いた医師会であるマサチューセッツ医師会が、この世界に名だたる有名雑誌を作っている。たとえるなら,東京医師会が世界でいちばん有名な雑誌を作っているようなものだ.すこし、weiredでもあるとおもう。

そんなわけで,図書館で本を探していたら,昔読んだ,”market driven health care”(確か日本語訳がこれ(医療サービス市場の勝者―米国の医療サービス変革に学ぶ (21世紀ヒューマン・ルネサンス叢書)))が出てきた.この本は、Harvard のMBAの教授が市場による介入により医療市場を買えることができる、医療は効率化できるという主張をしている本だ.思えば,ハーバードビジネススクールに対する憧れも、それから、医療の中で一番大事なものとして,患者様のIntelligenceと患者様を教育するシステムであると考えているのも、この本からの影響であるかもしれないと思った.といっても、この本のとうりに進めて、アメリカは今大変困った状態になっているのだが。この教授が今はどうしているのだか,急に興味も沸いてきた.これも後で調べることにしよう.(これじゃあ、本の内容、短く書きすぎて分からないよね.もし、要望があればもう少し詳しく書きます。)

本を読んで,宿題を終えて、仕事をしていたら一日が終了してしまった.かえって、寝る。今日の夕食は刺身とみそスープとサラダとご飯の完璧な日本食をつくってたべた。この家には箸がないのでフォークで食べた。とても変な気分だ.「そもそも、アメリカ人はフォークなどを使うから手術が下手といううわさがたつのだ!箸をがなぜない!」などと逆切れして一日を終えた.近いうちに割り箸を買ってこなくては.